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英検1級1次試験速報まとめ

2014年度第1回試験 (2014年6月8日実施)

全体の講評

 大問1番で前回よりやや易化が見られました。大問2番、3番では難易度に変動はありません。リスニングはPart 3が前回より正解しやすかったのですが、Part 4でその分を落としてしまうような出題があったため、リスニング全体としては変動ありません。

予想合格点

 得点目標としては、1番:18点、2番:5点、3番:16点、4番:20点、リスニング:26点、総得点85点以上を獲得し、余裕を持って合格していただきたいところです。
 合格ラインは前回と同じ78点でした。

Essayを除外した得点が55点以上と判断された場合には、2次試験の準備をすぐに開始されることをお勧めします。合否発表後では時間の余裕がなく、慌ててしまいます。

CEL解答はこちら>>

☆試験問題(リスニング含む)はこちらの日本英語検定協会のサイトで公開されています。

問題毎の講評

[1]語彙・熟語問題

 今回は正解しやすい問題が多かったのではないでしょうか。いつも授業でやっているものばかり、例文が思い浮かぶものばかりでした。ということは1級としては定番の出題。意表を突く出題をあえて言うならば (21) rumble でしょうか。
 (1) 3 zeal が正解ですが、最初から笑いました。「司祭が熱意を持って説教をした」との意味が正解ですが、1 lunacy(狂気)を入れて想像してしまいました。
 (2) 「私生活を詮索するつもりはないけれど…」の意味で選択肢1 pry が正解。きっと男性が女性に興味があり、既婚かどうかを尋ねたのですが、その答えがなんと、That’s none of your business. 「圏外」だったようです。
 (4) 4 intravenous (静脈注射の)。IVと略されます。intravenous dripでここでは点滴のことです。
(7) 正解は3 avid。have an avid interest で「夢中になっている、のめり込んでいる」、今風に言うと「はまっている」。avid runner(熱心なランナー)、avid reader(本の虫)など。
 (8) 2 pinnacleは教会などの尖塔。転じて「絶頂、頂点」の意味。peak、zenithなどに言い換え可能。
 (9) 2 strainsが正解。a new strain「新種」は読解、リスニングでも頻出。
 (10) 正解は 4 unkempt「だらしない、手入れをしていない」。butがあることから空所はマイナスの内容になるはず。2 unfounded もマイナスだが「事実無根の」。unkemptの営業マンはまずいです。
 (15) 1 resilience「回復力」もおなじみです。病気や怪我からの回復力にも使いますが、不幸な出来事からの立ち直りにも使えます。形容詞はresilient。911のテロやハリケーンSandyで被害を受けた後に “Resilient NY” と言われたので、授業でもこれを持ち出すことがよくあります。911は2001年。はい、もう13年も同じこと言っています(笑)。
 (18) 2 rudimentary「原始的な、未発達の」。upgrade しなければならない、標準をはるか下回るとの内容から、空所はマイナスの内容のはず。名詞はrudiment。the rudiments of cooking(料理の基礎)、the rudiments of a cold(風邪の初期段階)など。
 (21) 正解は 1 rumbling。日常的にはよく使う表現ですが、英検の出題としては珍しいかも知れません。擬音語です。子供用の絵本で初めて出会いました。雷が「ゴロゴロ…」と鳴るのは、rumble, rumble ... 。その後、ネイティブスピーカーが使っているのを聞いて知りました。今回の出題のように、お腹が鳴るときも rumble です。日本語だと「グーグー」に当たりますね。授業中にお腹が鳴ってしまったとき「お腹が鳴るって英語ではなんて言いますか?」なんて言って、My stomach is rumbling. とご紹介。どさくさに紛れて恥ずかしさをごまかします。
 (22)からの句動詞も今回は(25)以外は正答率が高いでしょう。よく使われるものばかりです。
 (22) 正解は 2 cash in on (〜から利益を得る)。
 (23)  4 boiled over(カンカンに怒る)が正解。今風に言うと「キレる」。怒りが沸騰して限界を越えて(沸点を越えて)あふれてしまうイメージです。
 (24)  1 crack down(厳しく取り締まる)はおなじみでしょう。2 scoot over「(長椅子などで)詰める」も日常的にはよく使います。電車で外国人の幼い兄弟がけんかをしているのを目撃したことがあります。“Scoot over!” “No, YOU scoot over!”「詰めてよ〜」「そっちこそ詰めろよ〜」。scoot は、すべる感じ。スクーターはこれです。
 (25) 3 grow on(気に入るようになる、好きになる)。これが今回の句動詞の中で最も正答率が低いでしょう。最初は東京での暮らしが好きではなかったけれど、だんだんにその存在が自分にとって大きく成長して好きになった、という意味です。

大問1番まとめ
 全体的に正解しやすい問題が多く見られました。前回の合格者平均が16点で低めでしたが、今回は18点前後にもどるでしょう。1級と準1級の大問1番を比較して。準1級で難化傾向が続き、1級では今回やや易化。となると語彙問題に関しては両級が近づいていると言えるかも知れません。
 CEL英語ソリューションズの1級1次対策コースでは、毎回の授業で1級出題レベルの語彙・熟語を覚えていただいています。入門演習コースでは、過去出題頻度の高い語彙・熟語の定着を図り、模擬試験コースでは、毎回の模擬試験を通じて約160の語彙・熟語を出題しています。そういった問題の中から、毎回本試験問題を高い確率で的中させています。今回、2014年度春期模擬試験コースからは15の語彙・熟語が出題されました。

 1番での目標は、25問で25点満点中、18問正解で18点の獲得です。今回は20点も狙える出題でした。


[2]空所補充問題

1題目:Birth of a Language
 新たな言語が誕生する一方で消えていく言語も。大変英検らしいテーマです。大問2番の最初にはちょっと嫌な問題がくることが多いのですが、今回は読み易く選択肢も選びやすいものでした。
 (26) 前行で「よく知られた現象だ」とあり、howeverと続くことから空所には、「他とは違う」という内容がくるはず。正解は4番。aspects の内容は空所以降に書かれている文法構造を指している。
 (27) Light Warlpiriがどのようにできたのかについては空所以降に書かれている。牧場で仕事をする際は英語を使い、村ではWarlpiriと英語の混合語を話す。子供はそれに変化を加え新たな言語にする。これを two-step process とした1番が正解。他の選択肢ではいずれも、planned、obstacles、stressful などが本文には見当たらない。
 (28) 空所後を読むと、Light Warlpiriがコミュニティにおいて定着し(entrenched)、若者にとってはアイデンティティになっていることがわかる。正解は1番。コミュニケーション手段のみならず「アイデンティティ」となっているとの内容。

2題目:A Therapeutic Controversy
 精神疾患の原因は心にあるのか脳にあるのか?その治療法に関する論争について。前回の内容一致問題最後の自閉症スペクトラム障害に関するパッセージを思い出しました。こちらも英検らしいテーマです。内容がやや込み入っているため、時間がないと整理できないまま理解できなかったかも知れません。1題目の “Birth of a Language” より難易度が高い問題でした。
 “psychoanalysis”(精神分析学)においては精神疾患の原因は心にあるとし、カウンセリングによる治療を推奨。一方 “biopsychiatry”(生物精神医学)では原因は脳にあるとし、薬物による治療をすすめる。以上をまずは整理する必要がある。
 (29) 第1パラグラフ半ばで、1970年代まではカウンセリング治療が主流だったが、空所後を読むと最近では投薬による治療が広く用いられている、ということが分かる。less consideration has been given to 〜 なので、空所には「カウンセリング」や psychoanalysis が入るはず。正解は3番。3番選択肢の「環境的社会的影響」とは本文3行目の past experiences and life events のことを指しています。難問でした。
空所前行の less を読み落としてしまうと選択肢2番を選んでしまいそうです。それでは反対の意味になってしまいます。
 (30) 第2パラグラフ。投薬には効果があるとした上で、however と続きます。空所後では、投薬後もカウンセリングを継続する必要性が書かれているので、正解は1番。選択肢1番がやや難解。「根本的な原因は対処されないままになる」→「(投薬だけでは) 完全な治療にはならない」。うぅ〜ん、よく作られています。迷うとしたら選択肢3番ですが、本文の palliative effect は「緩和効果」のことで、副作用(side effects)ではありません。
 (31) 第3パラグラフ後半で、精神障害の診断数が増え、薬が処方されることにより薬品業界の利益となるとの問題点が挙げられていることから、正解は2番。

大問2番空所補充問題まとめ
 “Birth of a Language” が易しめ、“A Therapeutic Controversy” が難しめ。合わせると通常どおりの難易度と言えるでしょう。“Controversy” は慌てると余計に混乱しそうなので、最後に残して残り時間で解くという戦略が良さそうです。

 2番空所補充問題では、6問で6点満点中5問正解して、5点を確保してください。


[3]内容一致問題

1題目:The Career of Terence Rattigan
 イギリスの劇作家テレンス・ラティガン。時代背景とともに変化した彼の作品への評価について。3題目の “Black Death” と合わせてイギリスもの。通常の難易度です。
 (32) 第1パラグラフから、正解は4番。Coward、Rattiganとも上流階級(gentility)の出身。観客は rarefied(選ばれた、洗練された) levels of society(=エリート階級)になじみがなかった。迷うとしたら3番ですが、from the point of view of 〜 以下が不適切です。彼らもエリート階級でした。
 (33) 第3、第4パラグラフに、オズボーンの作品が評価された理由が書かれています。ラティガンのそれとは異なり、労働者階級の立場からエリート層を批判したことが一般の観客には受け入れられた。ここから、正解は2番。2番の選択肢の意味が難解。attention が主語で shifted が動詞。their own の後には、opposition が省略されています。the established British class system=英国の階級社会。選択肢2番は、「英国の階級社会への反発が共感できる劇作家(オズボーンなど)へと観客の興味が移った」。
 (34) 最終パラグラフから正解は2番。本文の his precipitous fall from grace had been unjust が 〜 was unfairly dismissed に言い換え。芸術的価値ではなく単なる好みによるものだった。who の後、contemporary critics believe は挿入ですのでカッコに入れて読み飛ばすところです。

2題目:The Water Wars of Southern California
 南カリフォルニアにおける水の取り合い。地元政府の腐敗もからむドロドロした話です。パッセージは通常の難易度ですが、(35)、(37) の選択肢は選びにくいものでした。Los Angelesで、確かに雨量は少ないのにプールがある家も多くスプリンクラーで毎日散水。シャワーも派手に浴びるし。。。どこから水が供給されるのか?と疑問に思ったことがありました。
 (35) 第2パラグラフ後半の内容から正解は4番。Those who did not initially sell their land とは残った membership のことです。outlay=expense 高額負担に耐えかねて土地を諦めたとの内容。選択肢2番を選んだ方が多いと思います。良さそうではあるのですが、rents ではありません。正確な読解を必要とする難問でした。
 (36) 第3パラグラフ後半の内容から、正解は3番。Eaton は連邦政府高官にコネがあったため、インサイド情報を入手(=political maneuvering)したことが書かれています。本文の 〜 rendered the project impossible to carry out が選択肢3番で  enabled him (=Eaton) to block the project’s progress に言い換えられています。
 (37) 最終パラグラフ後半の内容から正解は4番。Frederick は Los Angeles にとっての水利権の恩恵は認めているが、地元農民のために Owens Valley に貯水池を作るべきだったと述べている。ややこしいのが選択肢1番。「Los Angeles にとっての利益より Owens Valley での損失が上回った」との内容。outweigh(〜より上回る)が受動態で使われているので要注意です。選択肢1番は本文の the benefit ... eclipsed any advantage the Owens Valley farmers would have gained 〜 の内容と矛盾します。彼は Eaton たちの判断の正当性は認めています。動詞の eclipse、outweigh は読解やリスニングで出てきたときに即座に理解できるようにしておく必要があります。受動態になることも多いこともお忘れなく!

3題目:How the Black Death Changed England
 黒死病がその後の英国をいかに変化させたか?前回は姿を消した歴史物でした。大変読み易く面白いパッセージです。設問も素直ですので全問正解を目指したいところです。
 (38) 第2パラグラフ最後の内容により、正解は2番。cede を give up に言い換え。percentage=share、harvest=crops。本文の trapped in subsistence poverty (ぎりぎりの生活に甘んじている)を選択肢2番で accumulate wealth (貯蓄)できないと言い換え。
 (39) 第4パラグラフから正解は3番。より良い労働条件を求める農民階級 (= the upwardly mobile peasant class)を抑えるために、貴族階級は司法に訴えたとの内容。coercion=強制力(=judicial system)、statute=法律、prohibit=〜を禁止する、あたりがポイント。resort to=utilize です。
 (40) 第5パラグラフより、正解は1番。女性の生活の変化について。short supply=shortage。熟練労働者が不足する中、農民女性がその代わりをするようになったとの内容。第5パラグラフ最後の 〜 traditionally been reserved for men が選択肢1番では 〜 previously been off-limits に言い換え。「男性のものだった職業」→「(女性には)立ち入り禁止だった職業」。
 (41) 第7パラグラフの内容から、正解は4番。黒死病により司祭の数が減ったため、平民(commoners)が採用されるようになった。layman が commoner に言い換えられています。

大問3番内容一致問題まとめ
 “Rattigan” と “Water Wars” でいくつか選びにくい問題がありましたが、全体としてはパッセージの難易度は普通。最後の “Black Death” は、前回出題された800語の “Autism Spectrum Disorders” 同様、正解しやすい問題セットでした。
3番内容一致問題では、10問で20点満点のうち、8問正解して16点の確保が目標です。


[4]英作文

 指示に1文が加わりました。Any writing outside the space will not be graded. が下線付きです。解答用紙の指定スペース内に記入した解答しか採点されません!注意しましょう。最後の Conclusion まできてスペースがなくなり、やむなくはみ出して書く受験生が多くなってきたためなのだと想像します。普段から、書き過ぎることなく枠内におさまるように練習をしておくと、本番で焦ることがないでしょう。

TOPIC:Do the benefits of free trade outweigh the disadvantages?

POINTS

  • Competition
  • Consumers
  • Economic growth
  • Environmental concerns
  • International relations
  • Tradition and culture

 今回の TOPIC「Do the benefits of free trade outweigh the disadvantages?(自由貿易の利益はその不利益を上回るか)」は、TPPを意識した出題と思われます。Yes / Noで答えるタイプですが「上回るか?」と聞かれているため、Yes であれば「不利益もあるが利益が上回る」と答えることができます。反対に No であれば「利益もあるが不利益を上回ることはない」と答えることができ、POINTS を「利益 / 不利益」の両方に使用することが可能だったため、書きやすかったのではないでしょうか。
 自由貿易の利点としては競争(Competition)を促し、経済成長(Economic growth)に導く。価格が下がることで消費者(Consumers)にとっては欲しいものが手に入る、など。
 自由貿易の不利点としては、環境への影響(Environmental concerns)、伝統や文化(Tradition and culture)の衰退、国内産業の生き残りや食糧自給率への懸念。また、国際関係(International relations)が悪化した際には輸入が止まってしまうなどの問題も考えられます。
以上のような中から3点の POINTS を選び、Yes / No のどちらかの立場を Introduction で表明してBodyでその理由づけ、最後に Conclusion で締めくくる。制限時間25分で完成したいところです。
 4番英作文では28点満点中20点が目標です。

**CEL解答**


[5]リスニング

【Part 1】 

 傾向・難易度とも前回と変化はありません。一点、驚いたのは、No. 10 がリサイクル問題だったこと。2004年度第3回のNo. 10と同一です。
会話の状況が分かりづらい問題を中心に見ていきましょう。
 No. 2 猫が登場する掃除機のかわいらしいCMを見ながら、男性は掃除機のパワーを知りたいと言う。... if the ads targeted men, that’s what they’d be like (男性が対象ならばそうなるでしょうね)の部分から、正解は1番。
 No. 4 取締役会でいつも取り仕切ってしまうマーガレットを辞任させたい2人。We should rally the other board members around us first. から、正解は3番。sound out=〜の考えを探る
 No. 5 〜 before the enactment of the present zoning laws がポイント。現在の建築規制法制定以前は許可されていた建築が現在では違法(violate)となってしまうとの内容から、正解は1番。選択肢4番は、last year が不適切。laws、codes、ordinances  が同義で使われています。
 No. 6 猫の予防接種について。出費を心配する夫に、payment plan (= installments 分割払い)をお願いしようと提案する妻。正解は2番。そんなことにもローンがあるとは!
 No. 7 読み終わった小説について。... the way she wrapped it up didn’t make any sense to me.「結末が納得できない。」と言う女性。結末を ending に言い換えた4番が正解。wrap up (〜を終わらせる)。Let’s wrap it up! 「今日はここまでにしよう。」
 No. 9 ポイントは男性の発言。Politicians are lobbied by industry to allow more and more cars on the road.(政治家は産業界に陳情されている。)、との内容から正解は4番。
 No. 10 発送の遅延が続くサプライヤーへの注文を停止すべき(suspend our orders)と主張する女性(Kim)。最終的には男性2人が同意したので、正解は3番。between a rock and a hard place=板挟みになって、pull the plug=終わらせる、見捨てる(= dump)。ここでは注文を停止すること。生命維持装置をはずす(電源を切る)ことから。No. 10 は2004年度第3回の再利用問題でした。もう10年近く前になりますので、記憶には残っていないと思われますが、今後どうなるのかはとても気になります。

  Part 1 では10問で10点満点中8問を正解して、8点確保してください。

【Part 2】 

(A) Mouse Tunes
 雄のネズミは雌を誘うときに歌を歌うらしい。面白い内容でそれほど難しくないですが、選択肢は迷いそうです。
オーディオ技術によってネズミの鳴き声の研究が可能になったことから、No. 11は2番が正解。以前はその技術がなく研究ができなかった。
今後の研究課題として、雄のネズミは成長過程で歌を覚えるのか、本能的に(instinctively)歌うのかが挙げられる。No. 12は後者を genetically programmed と言い換えた4番が正解。難問でした。

(B) Arctic Acidification
 大気中に排出されたCO2の一部は海水に吸収されるため、その結果海の酸性化が問題になっている。特に北極海でこの現象が顕著に見られる。
 No. 13の質問、What is one thing researchers say? (研究者が言っているのはどれですか?)。 ちょっと戸惑う質問ですが、海の酸性化により動物の個体数が減っているとの内容から正解は4番。come by=get。
 No. 14 北極海で特に酸性化が進んでいる原因として、海水の温度が低いとよりCO2を多く吸収する、と述べているので、正解は2番。最初3番の Cold air を Cold water と読み違えてしまいました。皆さまもどうぞお気をつけください!

(C) Copycat
 人は周りに影響されるもの。これを健康に良いことに利用できないかと実験をした。グループのリーダーが禁煙をした後の周りへの影響を調査。
 No. 15 は2番が正解。
 No. 16 禁煙に関しては効果があったが、However と言った後で、薬物についてはリーダーの影響力は無関係だった、との内容から正解は2番。

(D) Allergy Alert
 先進国ではアレルギー患者が増加している。friendly bacteria が免疫系の働きを整えアレルギーの発症を抑えてくれる。さらに育った環境での植物の多様性と肌上のfriendly bacteriaの種類は比例する。
No. 17 以上の内容から1番が正解。
 アレルギーを減らすには植物の多い田舎で過ごすことが効果的だがなかなか叶わない。そもそも biodiversity を保護するべきとの内容から、No. 18の正解は4番。

(E) A Fair Deal?
 経済的に恵まれない生産者を支援するはずのフェアトレード作物だが、実際には生産者には利益がいかないこともある、との内容から、No. 19は3番が正解。
 No. 20 スーパーが不当に値を下げるのを防ぐことが、新たな法律の目的。これを言い換えた4番が正解。food producers はフェアトレード作物の生産者。price wars (価格競争)は lower the prices の言い換え。

Listening Part 2まとめ
 特に易しいパッセージも、特に難しいパッセージもありません。読み方も速くなく全体的に通常レベル。テーマも英検らしいものばかりでした。
今回のListening Part 2 (D) “Allergy Alert” は、CELの春期英検1級1次入門演習コース、模擬試験コースで扱った問題と酷似していました。これまでも語彙問題はもちろんのこと、読解・リスニングでの似た問題の出題は多かったのですが、今回もまさしく的中です。リスニングの的中問題は、授業では “Friendly Bacteria” というタイトルで聴きました。本試験直前の授業だったこともあり、担当講師もこれを聴いたときには興奮を覚えました。CELの英検1級1次対策コースの受講生にとっては重要な得点源になったはずです。やはり授業の復習は重要です!
 Part 2 では、10問で10点満点中8問を正解して8点獲得が目標です。

【Part 3】 

 前回非常に難しかったPart 3ですが、今回は通常どおりの難しさに戻りました。(F)、(G)、(H)は正解したい問題。(I)が最も難しく、(J)が次に難しい問題でした。

(F) 留守番電話メッセージ:業務連絡
 この録音メッセージを聞いているのが水曜夜の遅い時間。録音されたのが水曜朝であることが重要なポイント。つまり締切である水曜の4:00 p.m.はもう過ぎています。よって金曜日に出来上がるドラフトをE-mailで受け取ることになり、正解は4番。

(G) 会話:友人からのアドバイス
 釣りに関するアドバイス。ポイントは季節が夏であることと、シーバスを釣りたいこと。early mornings と early evenings がおすすめということで、正解は1番。dusk / dawnに言い換えられています。

(H) 会話:飛行機の予約変更
 自動車事故のため予定していた飛行機に乗れず、代わりの便を予約したい。ポイントは2つ。(1) できるだけ安く、(2)ビジネスクラスで。waive the rebooking fee 「予約変更の手数料を免除する」。追加料金を払わずにビジネスクラスで飛べるのは月曜日なので、正解は4番。Situationに “as early as possible” などが含まれている場合もあります。時間を優先するのか、料金を節約するのか、しっかりとおさえる必要があります。

(I) ラジオ:施設利用の優待制度について
 今回、最もややこしかった問題です。ポイントは、(1) 7歳の娘と、(2) 6月中に、(3) 2日間遊園地に行きたい。(4) Bloomfieldの住民。聴くべき箇所が満載です。Bloomfield の住民は、チケット売場で10%引きで購入できることから、正解は1番。20周年記念ですべてのチケットが半額になるのは良いのですが、これは7月でした。June と July、気をつけないといけません。

(J) 会話:家電店の販売員からのアドバイス
 TVの購入を考えています。ポイントは、(1) リビングに設置、(2) 画質重視、(3)  価格、の3点。画質の点で projection は除外、plasma はリビングでの使用に適さない。LED と LCDは画質はほぼ同じ。ところが LEDs come with a considerably steeper price tag. とあることから、LEDの方が値段が高いと分かります。したがって正解は4番のLCD。

Part 3のまとめ
 Part 3 Real Life らしい出題が続きました。なんといっても Situation / Question の情報把握が重要です。語数が多く、10秒間ではQuestionの最後まで読みきれない!という悲鳴が聞こえてきそうですが、何とか冷静さを保ち、場所、曜日、時間、希望、といった条件をしっかり読み取りましょう。  

 今回のPart 3 の得点目標は、5問で10点満点中3問、できれば4問を正解して合計6〜8点の獲得です

【Part 4】 
 鉄道関係の仕事をしていたアメリカ人男性にインタビューしています。速くはないのですが、独特の話し方で、聴きにくいと感じたかも知れません。またインタビュアーからの質問が少なく、彼がダラダラと話していることも聴きづらくしていました。インタビュー自体は通常よりも短めでしょうか。「え?もう終わり?」と思ったところで質問。選択肢が長めで焦ったかも知れません。質問・選択肢とも意地悪ではないですが、総合的に考えると前回のPart 4よりも正答率はやや下がりそうです。
 No. 26 鉄道の役割について。鉄道は貨物輸送において key part を果たしているとし、正解は3番。streamline=〜を効率化する。選択肢では efficiency と言い換え。
 No. 27 高速鉄道(high-speed rail)導入の試みについて。オバマ政権が支持していることを好意的に受け止めていることから、正解は3番。結局インタビュアーからの質問もこの2点のみでした。通常のインタビューの質問とは異なりました。
Part 4は、内容から見ると2問とも正解も可能ですが、スピーカーの話し方やインタビュアーの話の進め方から、ポイントがつかみにくかったことを考え、1問正解で2点獲得でもしかたないでしょう。

Listeningまとめ
 Part 4 のインタビューに通常とは異なる雰囲気がありましたが、全体的には大きな変化なく、難易度も通常どおりです。

 

 これをもって1級に関するツイートを終了いたします。フォローいただきありがとうございました。

( 2014/6/13更新 )

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