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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳ガイド試験合格者の声 勉強の楽しみを教えてくれたCEL

足立 憲彦さん (通訳ガイドコース受講)

 CELの効果的なプログラム、本質をつく授業は本当に秀逸でした。適切な言葉が見つからないのですが、日本一に間違いないと思います。私でも半年で合格にこぎつけられたのですから。CELへの感謝の気持ちを込めて体験記を綴ってみます。今後受験される方に少しでも参考になれば幸いです。

<受験を考えたのは2016年5月>
齢50台を越えて、今までの会社員生活を振り返りつつ、将来のキャリアについて考える機会が増えてきました。新たな分野の勉強や、資格の取得など、自分自身の成長につながる挑戦を探していました。会社の後輩たちにも参考になるような。。。

 英語の勉強は以前から興味を持って取り組んでいて、CELの単発セミナーなどに参加していました。そんな折2016年4月末、一通のCELニュースレターが配信されてきました。
「★CEL★ 通訳ガイド試験が受験しやすくなっています! 他ご案内」
一次英語筆記試験はTOEICで免除!これはチャンスと思い、早々に、立ち寄った本屋で対策本を買う。

 ・簡単な私の経歴
メーカー技術系入社(ずっと製造、研究開発関連54歳)、海外勤務経験あり、今でも時々英語は使う(2014年TOEIC875点)、年の功で職場(現在研究所)では地理・歴史、政治経済は詳しい方。

<一次試験への甘い見通し>
地図帳や、歴史年表見るのが好きで、毎週見るテレビ番組は世界遺産、美の巨人。あとは30年の社会人経験で、地・歴・一般3教科カバーできるか?何とかいけないかな?などと甘々に考えつつ、模擬テスト回答。結果は、甘かった!難易度高さに撃沈の感覚。慌てて対策本、問題集にトライするも、範囲の膨大さに呆然としてしまいました。

<CELの通訳ガイド試験説明会でワクワク>
そこでCELからの案内にあった「はじめての通訳ガイド試験説明会」に藁をもつかむ気持ちで、出席させていただくことに。当日の曽根先生の説明に引き込まれました。受験することを現実のものとして覚悟し、気が引締まった感覚と、なぜかワクワクしてきたことを覚えています。そもそも自分自身にとって通訳案内士資格を取得することの意義を再整理できました。
余裕は全くない受験までの3ヶ月、やるべきことがクリアに認識できました。CELで必死に勉強してみよう。そうでなければ到底合格はありえないけれど、希望は持てると思えたのです。

 スタッフの田中さんに本当に迅速で的確なアドバイスいただきながら、一次試験直前日本地理・日本歴史・一般常識コース受講を決めました。以下、いただいた具体的なアドバイスです。
・本当に時間がない、かなり無理があるが、一次試験準備にまずは集中
・今年は一次3教科受験は共倒れの危険ある、得意教科に準備を絞ることも検討すべき
・決して手を広げずにCELの教材に集中

<CELの教材、授業、教師〜すべて秀逸>
テキスト、授業内容、先生の講義内容は本当に素晴らしかったです。明らかに準備期間が短いことは実感していましたので、コース受講期間中はCELのテキストの予習・復習に徹しました。

 講義内容で特筆したいのは、正答すべき基本的問題、それと、記憶しておくことが難しいが、基本知識と常識から理論的な考察で導ける問題を明確に分類して教えてくださったことです。これは本当に効果的でした。必要な基本、常識や、考察の方法、ヒントを教えていただきましたが、ある意味、問題解決の本質そのもので、理解できると、とても応用がきくものだと思いました。これでも解けないものは奇問としてあきらめても、十分合格点はクリアできるという分析も、受験生として、冷静に集中して勉強することに大変役立ちました。

 コース終了から、8/21一次試験当日までの約3週間は、CELテキスト・ハンドブックを繰返し見直し、整理していきました。夏季休暇は試験前週に取得し、直前10日間は受験生状態、自宅または図書館、スタバで若者に混じって勉強。

<自己採点(不合格かも?)から二次試験対策検討>
一次試験の自己採点結果は不調でした。日本地理と日本歴史は問題なく合格と判断できましたが、一般常識はCEL予測合格点(平均点)マイナス2点。悶々とした中、ここでまたスタッフの田中さんに相談。適切なアドバイスを再度いただきました。

<二次模擬面接クラスで衝撃を受ける>
江口先生・Dan先生共著「新・英語で語る日本事情」で自習するなど、田中さんのアドバイスを一通り実行していましたが、やはり、全く勉強のモチベーションはあがりません。10月半ば、一次試験合格発表が近づいたころ、ふと考えたこと、、、
「このまま一次試験が不合格だったら、二次試験を未経験のまま来年の準備をしなければならない。二次試験の目標も意識して勉強できるようにするため、せめて二次試験の雰囲気を体感し、到達すべきレベル感をつかんでおきたい。」ということで、一回だけ模擬面接クラスを受けることにしました。一次試験合格発表後は一次試験合格者のみ対象なので、残り少ない空席のあった合格発表前の日曜日夕刻に。遅ればせながら、二次対策「過去問解説セミナー」のインターネット受講もこの頃でした。

 模擬面接クラス担当は曽根先生、ここで衝撃的な体験をすることになりました。仕事の経験上、多少、英語は喋れるつもりでいましたが、根底からくつがえされる厳しいアドバイスをいただきました。1分、2分のスピーチ時間のイメージができない、授業とはいえ、初対面のほかの生徒さんの前で英語のスピーチはかなり勇気を有する、そんな状況とは予測しつつ自分の順番が、、、

 曽根先生のアドバイスはまず、英語スピーチの以前に・・・ 部屋に入ってくる時の姿勢が悪い、表情が暗い、目線が下向き、声のトーンが低い。着席しても同様に。。。英語の会話以前に、私はいったい今まで会社人生で何をしていたのか、大げさではなく、気絶しそうなセンセーションを受けました。笑顔、そしてエンターテイナーとしてのプロ通訳ガイドの基本姿勢をまず叩き込んでいただきました。

 英語そのものに対しても、文法上のあやまり、フルセンテンスで喋ること、ビジネスシーンでの不適切なワード(例:you knowとか Ya!多発など)などなど、教えていただけたのは本当に良かった。薄々気づいてはいましたが、私のビジネス上の英語のレベルを客観的に自覚させていただきました。ショックではありましたが良い経験となりました。。。

 結局、奇跡的に一次試験は合格。残すところ、二次試験までの準備期間は約3週間。模擬面接クラスを4回受けることにしました。場慣れの意味合いで、一回だけネイティブの先生にもお願いしました。

<絶対的なインプットの不足>
3週間のうち10日程過ぎたところで、通訳パートは二次対策「過去問解説セミナー」の例題14題プラス模擬面接問題4題×5回、20題、合計34題の復習でなんとか乗り切れる感触を得られましたが、単語やフレーズをもう少し整理して頭に入れておくことが、スムーズなスピーチには必要ということを悟りました。更に問題のプレゼンは、机上の勉強で2分喋りきれたとしても、質疑応答に的確に答えていけるだけの情報・知識がない、まして外国人のお客様(=試験官)が面白いと思って聞いていただけるような内容にはできない。
全体的として、年齢的にも記憶力の低下も否めないので、知識の定着にも大きな問題を感じていました。

<時間はないけれど、とにかく実地体験してみよう!>
インプット不足をどう補うかは、先生方のアドバイス「自分の体験に基づいた内容を話すのが良いです」という言葉がヒントでした。本当に自分が興味を持っていることは、伝えたい、という気持ちが込められ、きっと魅力的な内容に出来るということです。

 実際に街の外国人と話してみよう。五感の総動員で記憶しよう。さらには英語ツアーに参加してみよう。プロの通訳ガイドの話しは、使える単語とフレーズの宝庫に違いない。
以下、実際の体験の記録。
・11/12巣鴨、秋葉原(メイドカフェ、フェス):メイドカフェ体験記はいける。店員さんの英語での実対応も見学でき、イメージがついてよかったです。
・11/22浅草、スカイツリー英語ツアー:皇居や銀座など都内名所の説明に使われる単語フレーズを確認できた。
・11/26京都半日英語ツアー(出張の前乗りで):京都の概説、三十三間堂、清水寺など、トップシーズンの激混み状況を体感
こうしたツアー参加などの実体験で、プロの通訳ガイドさんが実際に使った話題や単語、フレーズを100以上メモできたし、五感を使った記憶の効果は小さくなかった、と実感しています。

<プレゼン構成の対策>
これもCELの先生方のアドバイスの延長です。体験したこと、本当に興味があり知識が豊富なこと、併せて、外国人旅行者に是非とも理解または体験してもらいたいことなどで、ストーリーを10〜15作っておくこと。こうすれば、たとえドンピシャでなくても多くのトピックスから、何とかうまくつなげて実体験に基づく興味ある内容に出来るということです。残り2回の模擬面接クラスで早速トライ、ブラッシュアップしながら準備していきました。

 基本パターンは 基本情報+自分の体験または考え、思い+旅行者に体験、理解してもらいたいこと+実際の体験プランを推奨。とにかく楽しく話すことに努めてみました。結果、模擬面接クラスでの先生の評価もまずまずといったところでした。

 たとえば、、、
*東京:1〜2時間なら浜離宮、メイドカフェ。半日なら浅草、スカイツリー、八王子エコツアー。一日なら箱根、富士山
*関西または京都:大阪概要、京都概要、繁忙期は大阪泊で京都に通う提案
*北海道:スキー(トマム)、冬まつり、知床
*中部:スキー(ガーラ湯沢など)
*その他:磁器〜伊万里ツアー、漆器〜金沢ツアー、懐石料理〜クッキング体験ツアー

*神道関係:簡単な歴史、鳥居、祭り、明治神宮
*仏教関係:簡単な歴史、仏像、京都三十三間堂/東京浅草寺
*天皇関連:天皇歴史、平和憲法、今上天皇、多忙な業務、生前退位
*武士関係:戦国時代、織田、豊臣、徳川、徳川幕府の政策
*明治維新:概要、伊藤博文

 時にカラオケboxでのフルボリュームでのアウトプット練習もやりながら、何とか合格できるのではないかと自信を持って、二次試験当日を迎えることができたのです。

<雰囲気に飲まれてしまった二次試験本番>
ところが、当日はなぜか雰囲気にのまれてしまったようです。教室に入っての一声!
午後なのにGood Morningと言ってしまいました。。。

 通訳は、模擬面接クラスで経験した2題×5回計10回のうち9番目の出来の悪さ!
プレゼンと質疑応答では、用意していた天皇制度、浜離宮ネタなどで乗り切ったものの、スムーズさでは模擬面接クラスの終盤の出来のレベルではなかった。
正直あまり合格の自信は持てませんでしたが、唯一、望みが持てたのは、CELの教えのとおり、笑顔、楽しんでいただく気持ち、アイコンタクト、ジェスチャーなど、これだけはフルに発揮できたことでした。

<国家資格取得は今後の人生のきっかけに>
二次試験合格は本当に嬉しかった。国家資格なんて今まで挑戦したこともなかったので、ある意味、自分の今後のキャリアを考える上でも、自信につながったと感じています。
もう少し現役での会社員生活は続くのですが、今後この資格と経験を活かしつつ、新人ガイド研修やボランティアなどで研鑽を積んで、日本のツーリズムに何かお役に立てる方法を考えていきたいと思います。

 「勉強は楽しかった。これからも続けていきたい!」と感じています。プロの高度な専門性、スキルに触れたとき、また、一所懸命に頑張る人を見たとき、人は、幸せを感じるのではないでしょうか。私はそう思いました。

 最後になりますが、こんな機会を与えてくださったCEL講師陣、スタッフの皆様、共に学んだCEL同級生の方々に心より感謝申し上げます。