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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ


通訳案内士試験の存在すら、知らなかった私が…

藤原 香織さん (英検1級コース、CEL Advancedコース受講)

<まずはCELで英検1級に挑戦>

 私は最初、恥ずかしながら通訳案内士自体をよく知らず、英検1級を取りたいと思い、聞きに行ったCELの説明会で江口先生から通訳案内士試験のことを伺い、その試験の存在を知りました。そこで英検1級を先にとろうか、それとも通訳案内士試験の勉強を先にしようか、考えましたが、まず難しい英検1級の方の障害物?!をクリアしてから通訳案内士試験も受けてみる事にしました。英検1級の資格をもっていれば、通訳案内士の一次英語筆記試験も免除になりますし。

 そこで、花野先生のBuildup Reading & Listening(現Advanced)コースと田中先生の英検1級1次模擬試験コースを合わせて6か月間受講しました。1次試験合格後には、Dan先生の2次模擬面接コースも受講して、英検1級に無事合格しました。合格までは、5年否下手したら10年位かかるのではないかと思っていたのですが、ちょうど主人が1年間海外赴任していたので、「この機会しかない!」という期限つき勉強期間だったのと、CELのご指導のお蔭で、わずか半年で合格する事ができ、感激いたしました。教材はどれもが知的好奇心をそそられるものばかりでしたし、先生方の優しいアドバイスが大変有難かったです。特に、自分1人で勉強していたらぶつかっていたであろう独学の限界のようなものを打ち破る、勉強法を教えて頂いたのが、今でも貴重な財産となっています。さて、今度はいよいよ通訳案内士試験!

<二次試験対策でCELに通うのを楽しみに、一次試験準備>

 英検1級に受かってからは、通訳の勉強を始めた為、学校に通う時間的余裕がなく、一次試験は独学で勉強しました。一次試験の英語はTOEICと英検1級で免除、一般常識は、若い高校生に交じってセンター試験の「現代社会」を受けて免除になりました。日本史の教科書を読んだり、地図やインターネットを活用して、なんとか一次試験の日本歴史と日本地理に合格。二次試験対策では、またまたCELのお世話になることにしました。

<時間のなかった二次試験対策>

 二次試験は面接なので、一次試験とは違い、独学より、客観的に人にみてもらった方がいいと思い、模擬面接クラスを7回受けました。前半3回受け、その後の試験までの時間を無駄にして後悔するのが嫌だったので、後期も追加で4回申し込みました。一次試験後、すぐに取り組めば良かったのですが、9月に父が危篤になり、実家に帰って毎日のように病院に行っていて、結局父が亡くなり、葬儀等で9月の1か月間は何もできませんでした。1次試験後、3か月程しかない準備期間のうち、1か月も他の受験生より遅れをとってしまいました。案の定、第1回目のレッスンでは、4人の受講生の中で初回受講だったのは自分1人だけで、少し焦りました。一次試験対策と並行してCELの二次試験対策コースをとられていた方は、情報量がとても多く、自分はアウト・プットして人に伝える前に情報量が少な過ぎると実感しました。でも、父の事を言い訳にしない為にも頑張らなければと決意しました。

 先生方には、英検1級の面接試験と通訳案内士試験の面接試験では求められるものが違う事、プレゼンテーションの構成の仕方、どんな話題にも共通する盛り込むべき要素、話す内容もさる事ながら同じレベルの受験生に差をつける表情、ジェスチャー、挨拶等までも教えて頂きました。個人的に注意を頂いたのは、内容についての詳細なアドバイスの他に、「笑顔が足りない事」「話すスピードが速すぎる事」「難しい単語を使わないようにする事」等でした。自分では口角をあげて笑顔で話しているつもりなのに、どの先生にも同じご指摘を頂いて、「どうしてだろう?」と思い、家族に協力してもらい、家で自分が通訳をしている様子を動画に撮ってもらいました。自分で見てみると、確かに多少口角は上がっているのですが、特に自分の顔の場合、口角を上げているだけでは笑っているようには見えず、頬の筋肉をグッと上に引き上げないといけないという事に気付き、鏡を見て、少し話し辛いですが頬の筋肉を上げたまま話す練習をしました。その後のレッスンで、随分表情がよくなったと先輩卒業生の先生に言って頂いたのが嬉しかったです。

 少ない情報量対策としては、CELの先輩卒業生の先生が、自分で思いつくトピックについて日本語でも英語でもいいから、話すポイントを箇条書きにするメモを300位作ったと伺ったので、300まではいかなかったと思いますが、私も同じようなメモをメモ帳一冊分作りました。特に自分は、どこからどこまでの行き方や、目的地までの所要時間等に関する知識が入っていなかったので、インターネットで調べて書き込んでおきました。そして、英語が母国語でない方々にも分かり易く、はっきりゆっくり伝える事を心がけました。CELの教材のプレゼンのお題は、伝統文化から時事問題まで、歴史、地理、一般常識に関連するものが偏りなく出題してあり、非常に勉強になりました。本番の面接官の方々も色々なタイプの方がいらっしゃると思うので、CELの模擬面接を可能な限り数多く受けて、色々な先生から多角的なご意見を頂け、とても役に立ちました。

【二次面接試験本番でのピンチ】

 試験当日、私の面接時間は夕方でした。「朝からずーと緊張しなければならず嫌だなぁ」と思いましたが、「その分ほんの少しでも最後の追い込みと復習ができる!」と気持ちを前向きに切り替えました。試験会場についてからも、前の試験がずれ込んでいて、予定時間よりも長く待ちました。最後の復習をしていると、面接室前の廊下まで連れて行かれました。「もうここまで来たら開き直るしかない!一次試験に合格させてもらって、この場に臨める事に感謝して、普段どおりの自分で行こう!気を付けるのは、笑顔とゆっくり話す事!」と心に思って、元気に明るくドアを開けました。幸運な事に、試験官の方は2人ともとても感じの良さそうな方でした。ところが、せっかく試験官がいい雰囲気を作ってくださっているのに、自分1人なぜか気負って緊張してしまい、しかも通訳問題があまり知識のない内容だったので、とりとめのない訳になってしまい、大失敗!「もう、落ちた、終わったー!」と本当に思いました。

 ですが、1年に1回しかない試験。とりあえず最後まで話そうと、心の中では泣きそうな気持ちでしたが、繰り返し練習した「頬をあげる笑顔」を心がけました。通訳パートで大失敗した事で逆に緊張が少し解け、プレゼンは割と自然な会話ができました。難しい質問や意地悪な質問もなかったので、それが幸運でした。自分が行った事のある場所やよく食べていた食べ物を紹介しました。「面接はこれで終わりです。」と言われた後にも、一言、曽根先生から教わった必勝の為の「魔法の一言」を付け加え、教室を後にしました。教室を出てから、「あーぁ。」と落胆し、合格発表まで他の事が手につかずモヤモヤとした消化不良のような嫌な気持ちの毎日でした。しかし、いくら考えても終わってしまった事は変えられないと思い、面接試験の事をなるべく考えないようにして、年末年始を過ごしました。

 <合格発表でまさかの・・・>

 そして迎えた1月17日、いよいよ合格発表です!インターネットで合格者一覧をみると、なんと自分の受験番号があるではないですか!え?!いやいや、そんなはずない。間違えて、今年ではなく昨年の合格発表を見ているのではないかとサイトを再確認したり、受験番号を一桁づつ何度も確かめたりしましたが、それでも自信がもてません。CELから「合格おめでとうメール」が来るまでは確信が持てないので他の人に知らせるのはまだ待とう。そうこうしていると曽根先生から嬉しい「合格おめでとうメール」が来ました。これでやっと合格の確信が持てて、「合格したんだぁ〜!」と喜びが心の奥底から込み上げて来ました。嬉しくてすぐに返信すると、今度はスタッフの田中さんから、「おめでとう」の後にビックリマークが10個位付いた、熱くて心のこもった、自分の事のように喜んでくださる嬉しいメールが!

 自分の出来の悪さに、「よく受かったなぁ。」と自分で思いますが、最後まで諦めなくて本当に良かったです。CELの素晴らしい先生方、先輩卒業生の皆様、親身にサポートしてくださるスタッフの方々、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございました。2月5日の合格者懇親会で、一緒に勉強した仲間とも嬉しい再会をするのがとても楽しみです。まだまだ、スタート地点にたったばかりですし、通訳案内士試験受験を通して勉強する楽しさを感じさせて頂いたので、これからも勉強を続けて”pay it forward”の精神で、様々な人々や社会に恩返ししてゆこうと思います。