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CEL受講生の体験記

2016年度通訳ガイド(通訳案内士)国家試験合格者からのメッセージ

CELではすべての先生の授業が楽しくて、楽しくて!

内田 敦子さん (通訳ガイドコース受講)

<英語で日本を伝えたい>
 「あなたは仏教の何を信じているの?」
 この問いが、すべての始まりでした。高校生のとき、ホームステイ先(アメリカ)で聞かれたこの問いに、全く答えることができませんでした。それは、英語のつたなさもさることながら、日本人の宗教観をどう説明していいのか、日本のことが全く分かっていなかったのです。外国の方が、日本について知りたいと思ってくれたことに応えられなかった、その悔しさから、「英語を勉強して、日本のことを英語で伝えたい」と思うようになりました。

<17歳の時の思いを実現すべくCELに入学>
 大学では英語を専攻する一方、日本文化にのめりこんで、歌舞伎、落語の大ファンになり、着付けの学校に通い看板をいただき、生け花は師範のお免状をいただきました。ですが、「日本のことを伝える」とは、具体的にどんな方法があるのか、答えが見つからないまま、全く関係のない仕事につき、20年以上の歳月が流れてしまいました。

 40歳を過ぎて、このままでいいのか、もし明日人生が終わったら「悔いなし」といえるのか、とふと思い、17歳のときの思いをもう一度実現すべく、「日本を伝える」に一番近いと思った、通訳案内士資格を目指そうと、CELの門をたたきました。

<まずは、花野先生の楽しい授業で英語力の底上げ>
 CELを選んだのは全くの偶然。家から近く、土日のクラスがある、という理由だけでした。ですが、これがなんという幸運で、かつ正しいチョイスだったか!と後で、心底から悟ることになりました。2016年度の試験合格を目指す「通訳ガイドパーフェクトプラン」を受講。まずは、2015年夏の花野先生のBeginnersコースから始まりました。教材は現代の日本に関する時事ニュース。本当に新しい話題ばかりで、生きた教材を手作りしているのか!とまず驚かされました。花野先生の分かりやすい授業、美しい英語は本当に楽しくて、学ぶ楽しさをしみじみ実感しました。

<次に、田中亜由美先生の楽しい授業でさらに英語力アップ>
 その間、「下見」のつもりで、2015年度の通訳案内士試験を受験しました。年に1度しかない試験ですので、会場の雰囲気や、1日拘束される疲労度など体験してみたかったのです。過去問題を2年分ほど解いただけ、ほとんど準備なしの状態でしたので、受かるなど思っておらず、こっぴどく不合格になって、自分への戒めにするつもりでした。

 ところが、「棚からぼたもち」、ここで思いがけず英語と日本歴史に合格。CELの通訳ガイドコースの授業が始まる時点で、2016年度の試験は、英語と日本歴史免除で受けられることが確定しました。ですが、準備もせずに手にした合格、勉強が中途半端すぎると思ったので、あえて、英語は1次対策から受講することにしました。2次対策は早いにこしたことはない、という話も伺っていたので、かなり迷い、まず1,2回授業を受けてみて、様子を見よう・・・と思ったのですが、田中亜由美先生の素晴らしい授業にすっかり魅了され、「これを受講しないのはもったいない!」抜けられなくなってしまいました。ボキャブラリーの理解、文法の解説、2次試験にも役立つコンテンツ、毎回楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。これが結果として、2次試験対策としてもとても役に立ちました。

<そして、名人芸の江口先生の授業を心の底から楽しむ>
 同時にスタートした江口先生の授業は、これまた楽しくて楽しくて、「勉強している」感覚はまったくありませんでした。一流の通訳ガイドの話しを毎回聞いている感覚。私は学生の頃から日本地理が苦手、47都道府県もろくに言えないひどい有様でしたが、江口先生の授業のおかげで、地図を見る楽しさを味わえるようになりました。ただし、苦手なのはそうすぐに変わるわけもなく、なかなか地名が頭に入らなくて、通勤電車の中では日本地図とにらめっこする毎日。仕事の書類の下にこっそり国立公園や世界遺産のリストを置いて、仕事中に時折ちらちら見たり、メモに繰り返し書き出したりしていました。会社員として褒められた行為ではないので、おすすめはしません(笑)。江口先生のマシンガントークについていけなかった部分は、インターネット受講であとから補填して、繰り返して「バーチャルツアー」に出かけました。繰り返し授業を受けられるこのCELの受講システムは、非常に有り難かったです。

 日本歴史は、免除科目ではありましたが、ここでしっかり勉強しないと、たとえ資格を取れても仕事にはならない、と思いましたので、英語と同様真剣に取り組みました。もともと日本史は大好きでしたが、江口先生の見識の深さに毎回感動していました。

<範囲が無限大の一般常識の授業も、楽しくこなす>
 曽根先生の一般常識の授業は、繰り返しですみませんが、またまた楽しくて楽しくて。一般常識は範囲が無限大なので途方に暮れていましたが、「絶対落としてはいけない問題」と「解けなくてよい問題」がある、との解説は本当に目からウロコでした。2015年の試験ではあまりに分からないことが多くて「こんなことまで知らなきゃいけないのか!」とパニックになったのですが、「知らなくていい」問題がある、と伺って、たとえできない問題があっても慌てなくていいんだな、と精神的な支えにもなりました。

<「英語で日本を語る」日本事情コースはCELの授業の醍醐味>
 迎えた1次試験は、日本地理と一般常識の2科目。日本地理は合格できた、との確信がありましたが、一般常識に一抹の不安があり、「なんとか受かっていてほしい」と思いながら、9月からは2次対策の日本事情コースが始まりました。マイクが教室をまわり、一人一人英語で答えていく、そのプレッシャーで最初の頃は胃が痛くなりましたが、「英語で日本を語る」、まさに私がやりたかったことそのものを本格的に勉強できる嬉しさはひとしおでした。

<自分の甘さに気づかされる>
 授業では、いつも優しいフォローをしてくださった江口先生ですが、懇親会の席でお酒が入って本音が。
「みなさん毎日どれだけ、英語を話す練習してますか。ミュージシャンなら、本番直前は毎日弾きこむもの。しゃべりこみが足りなすぎる。」
この言葉にハッとなりました。私はまだまだ甘かった。授業中にマイクがまわってくるのは1回の授業で2度か3度。それだけでアウトプットの練習が足りるはずはありません。早速、テキストを「読む」予習はほとんど放棄。「話す」ことに時間を割くようつとめました。「1日最低2時間!」という先生の言葉を守って、自宅では1日2時間。通勤中はマスクをして、マスクの下でぶつぶつ。(そうしている生徒さんがいる、と先生に伺って、真似しました。)「新・英語で語る日本事情」や、「日本まるごと英単語帳」からトピックを選んで、自分の言葉で話す練習をしました。

<試練に涙した模擬面接クラス>
 11月になると、2次試験対策の仕上げの模擬面接クラスが始まりました。私にとっては、これが本当に試練でした。もともと気が小さく人前で話すのが苦手、「面接」という雰囲気にのまれて、何をどうやっても緊張してしまいました。そして緊張すれば英語はめちゃくちゃになり、ますますパニックになる、体が固まってジェスチャーが出ない、の繰り返し。2次試験は英語の試験ではない、いかに観光客(試験官)を楽しませるかの試験だ、と何度も伺って、頭で理解はしていたものの、緊張してしまうのはどうにもならず、「笑顔がない、聞いていて楽しくない」と毎度のダメ出しを受けて、あまりの情けなさに何度も涙しました。私は、英語を話すことに集中するといつの間にか真顔になってしまうので、とにかく笑顔!と、模擬面接で日本人試験官役をつとめていただいたCEL卒業生通訳ガイドの先輩のアドバイスで、試験直前は、鏡の前で笑顔で練習するようにしていました。通勤中も、マスクをして、口角を上げながら話すようにしました。

 模擬面接クラスの時期は、とてもつらかったですが、先生やCEL卒業生通訳ガイドの先輩方からいただいた、厳しくも優しいアドバイスの数々は、ただ試験合格を目指すだけのものではなく、さらにその先、プロとして仕事をするためのアドバイスであり、本当にありがたいと思いました。

 2次試験は着物で受験する、と決めていたので、模擬面接もできるだけ着物で受けました。面白いもので、着物は帯でお腹のあたりがぐっと締まります。そうすると、多少なりとも緊張が静まるのです。「腹を据える」「腹をくくる」という日本語の面白さ、真実味を知りました。模擬面接は9回受けました。8回目までは緊張でどうにもならず、こんなことでどうするのか・・・と不安が募るばかりでしたが、試験前日に受けた9回目は、やっと多少リラックスして話すことができました。

<模擬面接の特訓の成果で、楽しめた本番>
 迎えた2次面接試験は、これまでがうそのように全く緊張せず、自分でもびっくりしました。模擬面接クラスで鍛えていただいたおかげです。通訳パートは固有名詞がキャッチできず、一瞬言葉につまったものの、冷静に立て直すことができました。プレゼンテーションでは、予想外の質問に一瞬ひるみましたが、「外国からのお客様が突拍子もない質問をしてくる、とはこういうことなんだ。日本を知りたいと思ってもらえるのは、なんて幸せなんだろう」と感じて、試験官とのQ&Aが楽しくて仕方ありませんでした。面接時間もあっという間で、もっと話していたい!と思ったほどでした。

<新たな世界を開いてくれたCEL>
 晴れて合格証書を手にした今、振り返ると「楽しかった」としか覚えていません。CELの授業は私に新しい世界を開いてくださいました。ただの試験対策ではない、学び知る楽しみや、試験合格後の仕事に向けての具体的な心構えまで、なんと盛りだくさんだったのだろうと思います。まだまだこれからが勉強、「日本を世界に伝えたい」、その思いを胸に今後も精進したいと思います。

 最後になりましたが、先生方、スタッフの皆様、卒業生通訳ガイドの先輩方、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。